【必要最低限】絶対抑えておきたいインスタグラムの企業活用術2017(前編)

【必要最低限】抑えておきたいインスタグラムの企業活用術(前編)
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インスタグラムと言えば、ここ数年飛躍的に利用者が伸び続けているSNSですが、最近ではBtoC、BtoBを問わず、ビジネスで活用する企業が増加しています。自社商品やサービスのブランディングは勿論の事、最近では採用広報の一つとして利用する企業も出てきました。しかし、さっそく始めてみたのはいいけれど「なかなかフォロワーも増えない、いいね!も伸びない……」とお悩みの担当者は多いのではないでしょうか?

今回は、インスタグラムをビジネス活用するなら必要最低限知っておきたい基礎から、フォロワーを増やす為の具体的戦術までの一通りを前半と後半とに分けて説明します。

今から説明する内容を地道に実施し、ユーザー反応率の高いインスタグラム・アカウンターを目指しましょう!

1 インスタグラム活用のコツ その1
―基礎編―

まず前編では、インスタグラム活用前の準備や設定など、基礎についてお話をしていきます。すでにアカウントをお持ちの企業様も、これから述べる事を実施できているか、確認も兼ね見てみてください。

 

1.1 ターゲット設定・目標設定

どんなビジネスでもそうですが、プロジェクト開始前に自社のどの商品やサービスを、どんなターゲット層に対して、どのような形で発信するか等、コンセプト、ターゲット、目的、目標をしっかりと設定した上で始めるのが鉄則です。できるだけ細かく設定した方が、判断基準が明確になり「ブレ」のない運用を可能にします。ご存知の通り、インスタグラムは写真が中心のSNSですので、そこに「ブレ」が発生すると、フォトギャラリー全体のクオリティが落ち、ファンを増やす事ができません。

また、ターゲットを明確に決める事で、ターゲット目線での情報発信も可能になります。例えば、最近では採用活動にインスタグラムを活用する企業が増えてきていますが、その場合、自社の商品やサービスの紹介ばかりではなく、社員や社内イベント等、「社内」にフォーカスを当てたコンテンツが必要となります。このように、よりユーザーの心を掴みやすい投稿をする為にも、ここをしっかりと決定する必要があります。

 

1.2 ビジネスプロフィールを設定する

アカウントを作成したら、まずはビジネスプロフィールに設定を変更しましょう。ビジネスプロフィールに切り替えると、利用できる機能は以下の3つです。

 

1.2.1 連絡手段の表示

ビジネスプロフィールの設定_連絡手段の表示のサンプル画像
「メールアドレス・電話番号・住所」を「連絡先」として登録できます。登録した連絡先はプロフィール画面に表示され、タップすることですぐに連絡を取ることができます。

 

1.2.2 アクセス分析機能

ビジネスプロフィールの設定_アクセル分析機能の画面の画像
インスタグラムインサイトという機能です。下記の情報が確認できます。

  • インプレッション数: 投稿が閲覧された合計回数
  • リーチ: 投稿を見たユニークアカウント数
  • フォロワーアクティビティ: フォロワーが1日にインスタグラムを利用する平均回数
  • エンゲージメント(Engagemant):投稿に「いいね!」やコメントをしたユニークインスタグラムのアカウントの総数
  • プロフィールビュー(Profile view):プロフィールの閲覧数
  • フォロワー(Follower):性別、年齢、位置情報やアクセスの時間帯
  • [道順を表示]のクリック数:ビジネスへの道順の表示のタップ数
  • ウェブサイトクリック:ビジネスプロフィールに登録されているウェブサイトのリンクをタップしたアカウント数
  • メールアドレスのクリック:ビジネスへのメール送信のタップ数
  • アクション数:投稿に「いいね!」やコメント、保存したユニークユーザーの数
  • 保存:投稿を保存したユニークアカウントの数

 

どういう投稿の反応が良いか?またどのようなユーザーがフォロワーになっているか?どの時間帯が効果的か?等、定期的に分析して投稿する事をお勧め致します。

 

1.2.3 投稿の宣伝

ビジネスプロフォール_投稿の宣伝のサンプル画像
自分のアカウントの過去の投稿から広告にしたい投稿や、1.2.2 アクセス分析機能で分析した反応の良い投稿、宣伝したい商品の投稿を選び、インスタグラムのタイムライン上へ再投稿できます。また、写真の下の「詳しくはこちらから」に自社ウェブサイトや、電話番号、会社までの地図のリンクを貼る事が可能です。詳しくは1.5 インスタグラム広告の種類で説明をしています。

 

1.3 他のSNSと連携させる

インスタグラムには、TwitterやFacebookのように投稿を拡散する機能がありません。その為、単体で活用するのでなく、既存のSNS、Webサイト、メルマガなどと連携し、できるだけ露出を増やしてください。尚、インスタグラムから連携できるSNSは以下です。

  • Facebook
  • Twitter
  • Tumblr
  • 新浪微博
  • Ameba
  • ミクシィ
  • VKonntakte
  • OK.ru

インスタグラムの設定からPinterestへの連携はできませんので、「IFTTT」というサービスを利用します。Pinterestもインスタグラム同様、ぐんぐん伸びているSNSですので、必ず連携させてください。

関連サイト▶IFTTT

 

1.4 Facebookとの違い

さあ、では早速投稿!……と、その前にFaceBookとインスタグラムの違い・特性を完全に理解しておきましょう。

Facebook インスタグラム
シェア機能 あり なし
友達からのいいね! 流れてくる 流れてこない
友達のコメント 流れてこない 流れてこない

上記が大きな違いとなります。

つまり、インスタグラムはフォローされないと写真を見てもらう事すらできないのです。ここまで拡散機能が低いインスタグラムがユーザー数を伸ばしているのは、ユーザーがより「信頼している人」「知ってる人」から情報を優先している、という事実に他なりません。結果、現在インスタグラムの活用用途は「情報発信」が主だった時代から、「情報収集」が主な時代にシフトしつつあります。その上で、できるだけ多くのフォロワーを獲得する方法は後編インスタグラム活用のコツ その2 ―優秀なハッシュタグを使いこなすーインスタグラム活用のコツ その3 ―質の高いフォロワー(見込み客)を獲得するーで説明致しますね。

関連記事▶【必要最低限】絶対抑えておきたいインスタグラムの企業活用術2017(後編)

 

1.5 インスタグラム広告の種類

フォロワーが付くまでは、インスタグラム広告を利用するのも効果的です。現在、インスタグラム広告は4種類があり、どれも広告料はFacebookとほぼ同じで、数百円の低予算から利用可能です。下記では4種類のインスタグラム広告の概要を紹介します。

 

1.5.1 写真広告

広告の種類_写真広告のサンプル画像
インスタグラムの一般的な広告で、通常の写真投稿と同じ形式配信されます。写真下に「詳しくはこちら」「インストールする」等が設置でき、Webサイトやモバイルアプリのインストールに誘導するリンクを貼ることができます。

 

1.5.2 動画広告

通常の動画投稿は最大15秒ですが、広告の場合は最大30秒の動画を投稿できます。写真広告同様、下に「詳しくはこちら」「インストールする」等が設置でき、Webサイトやモバイルアプリのインストールに誘導するリンクを貼ることができます。

 

1.5.3 カルーセル広告

広告の種類_カルーセル広告のサンプル画像
カルーセルとは写真のスライドショーの事。左にスワイプしていくことで最小3枚、最大5枚の写真を投稿することができる広告です。但し、コメントは1枚目のみです。同様に、下に「詳しくはこちら」「インストールする」等が設置でき、Webサイトやモバイルアプリのインストールに誘導するリンクを貼ることができます。

 

1.5.4 ストーリーズ広告

ストーリーズに表示される広告で、1枚当たり5秒程度の写真を3枚か、もしくは最大15秒間の動画を広告として利用できます。広告投稿後はユーザーのインスタグラムストーリーズの途中で再生されます(スキップも可能)。こちらも写真下に「詳しくはこちら」「インストールする」等が設置でき、Webサイトややモバイルアプリのインストールに誘導するリンクを貼ることができます。

 

1.6 写真の質・内容

さて、いよいよ投稿です!
でも、その前にインスタグラムで1番大事な「写真」について、もう少しだけ・・・。

やはりインスタグラムはなんと言っても、ギャラリーのクオリティが1番大事です。ユーザーは写真をスクロールしながら「流し見」している事が多いので、写真のクオリティが低いと、立ち止まって見てくれる事すらしてくれません。

投稿する写真は1.1 ターゲット設定・目標設定をするで決めたコンセプトやターゲットに沿ったものを選び、雰囲気にあった加工をしていきましょう。投稿する内容のコンセプトに「ブレ」があると、ギャラリー全体のクオリティを落としてしまいますので、投稿したい内容があってもコンセプトと合っていなかったら、そこは「ぐっ」と我慢し、統一感のあるギャラリー作りを心がけましょう。尚、よく見る写真の9分割、6分割も、現在では色々な写真編集アプリがあり、簡単に加工できます。

プロジェクトやイベント、日々の事を投稿している企業の場合は、イベントの準備風景や終了後の状況報告等、通常であれば外部には見せない部分を共有する事で、ユーザーはアカウントに愛着を感じ、ファンになってくれる事もあります。

また、コンセプトに「+α」をした写真とハッシュタグを投稿し(季節、祝日、場所など。ハッシュタグについては後半インスタグラム活用のコツ その2 ―優秀なハッシュタグを使いこなすーでもご紹介します)、ユーザーに親近感を感じてもらい、ファンを増やすのも一つの手です。

尚、まちがっても写真の中にバナー広告のような売り文句を大きく入れる等、営業色丸出しの投稿はしないように。サービスや商品を売りたいという下心が出過ぎると、ユーザーは警戒してしまいます。結果的にフォロワーが増えるどころかいいね!ももらえません。セールスや宣伝自体はホームページやブログ等内に納めておき、インスタグラムではプロフィールにそのホームページやブログ等のURLを貼るくらいがベストです。

また、いくらコンセプトに合っているからと言って、短時間に何枚も連続して投稿すると、いいね! 数が伸びないと言われていますので、連投も避けた方がよいでしょう。

何事も「毎日少しずつ」続けることが重要ですね。

写真の質・内容のサンプル画像

関連記事▶【必要最低限】絶対抑えておきたいインスタグラムの企業活用術2017(後編)

 

2 まとめ

いかがでしたか?

ここまでがビジネスとしてインスタグラムを活用する場合の基礎となります。
次回、後編では、いざ投稿する際に必要なハッシュタグの選び方、それから投稿後のフォロワーの増やし方について詳しく説明致します。こちらもビジネス運用においてとても重要ですので、必ず最後まで読んで下さいね。

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